イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイアを9章まで進めて色々思ったこと

イナズマイレブン2~脅威の侵略者~ ファイア

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本場なのに福岡の方言がおかしいのがは全国のお友達に伝わりやすいようにしてるせいなんでしょうばってんたいや。
キャプテン友の会御一行様について少しネタバレと6章終わりの事件についてです



9章までといっても樹海に突入する前までなので実質8章までの話なんですが、ツンツン君復帰にあたり人間関係に思うところがありました。

キャプテンとツンツン君がW主人公だと言う設定をとりあえず置いておいて、キャラバンの風景のみを見た話をします。


沖縄に至った時点でキャプテンが相当弱っててそれにキャラバンのメンバーもプレイヤーの自分も気付いてなかったと言うのがけっこうショックでした。
みんなから絶大な信頼を集めるキャプテンも人間で中二なので弱っちゃいけないと言う事は決してないんですが、それを完璧隠し通してて誰にも気付かせてくれなかった、気付けなかったと言うのはキャプテンの努力・友情・勝利の三大原則な面しか見れてなかったと言う事で恥ずかしかったり寂しかったりです。

風丸達の離脱と自分にはできないムゲンザハンドができる後輩の立向居について、「また一緒にサッカーやろう」「悔しいとは思うけどすごい」と本人が言っていたのを疑うのは良くないのですが、実際は相当ダメージを蓄積しつつ、そしてそれを誰にも言えないまま皆を引っ張って旅を続けていたみたいです。あとゲームのキャプテンの方がアニメより吹雪の事に対して責任を感じてたように見えました。
そんな旅の最中キャプテンを支えてたのは『ツンツン君が帰ってくるのを待つ』とただひたすらそれだったようです。ツンツン君のようなむっつりが帰ってきたからといって全てかもしくは何かが良くなると言う保障なんてないけどとにかくツンツン君を信じて待機状態で居る事で心の糸が切れない様にどうにか保ってきたんだと思われます。

そして再会後のキャプテンは今まで溜めに溜めた心のモヤモヤが全部どこかに吹き飛んで台風の後の快晴みたいな状態になったように見えました。別にツンツン君に心境を吐露したとかではなく、ただツンツン君が出てきただけでどこかに飛んで行ってしまったっぽいです。あんなハイテンションなキャプテンは久しぶりかむしろ初めて見たっちゅー話や。会話の内容がおまえら恋人かっちゅー話やに相当するものでした。居た堪れなくなって何回かDSのフタ閉じながら進めたっちゅー話や。


ここで気になったのが、表面に出ることが許されないまま昇華されてしまったモヤモヤ周辺についてです。まあモヤモヤなんてそんな良い物では無いのでひっそり発生してひっそり消えてくれるに越した事はないんですが、自分の身近なさらに言うと大切に思ってる人がそういうモヤモヤを抱えて居る事に自分は全く気付いていなくて、さらにそのモヤモヤがいつの間にか消え去ってその後にやっとその人がモヤモヤしてた事と自分の知らないところでモヤモヤ解消してた事を知ったら、たいした思いあがりですが正直「え」ってなりますよね。一方通行にすらなれてないというか、通行止めで道が繋がってないレベルですよね。あっちで土砂災害起きてるのに。消防救助救急車用意してていつでも助けに行く気まんまんだったのに道に入れてすらもらえずむしろ知らせてもらえず終わるって言う。


ここまで導入です。


ゲームやった方は福岡で「友達」と言われてキャプテンがツンツン君の名前を出した時に、クルっとそっぽ向いた鬼道さんを目撃されたと思いますが、あれはどういう意味だったのでしょうか?

  1. キャプテンのベストフレンドらしいツンツン君への嫉妬
  2. 帝国の仲間たちと自分の関係をリフレイン中

このどっちかじゃないかと思われます。2であって欲しいところですが、しかしゲーム中そんなに芝居しない2頭身ドットがあんな激しく反応するとはただ事ではないので1が今のところ濃厚なようです。

鬼道さんは元々馴れ合いの為に雷門に移ったわけではないですが、天才でクレバーな鬼道さんも未だ中二のお子さんですし、普段は何かと責任の付きまとう立場で気を張ってる事でしょうし、雷門での生活は開放感あったりやっと再会・和解できた妹とも過ごせたりとCoooolな鬼道さんでもさすがに良い湯加減と思わざるを得ないものと思います。
そしてキャプテンが居る事はやっぱり大きいと言うかどう考えてもメインなので、この『ツンツン君が一番の友達(って言ったわけじゃないけどほぼ同じ意味)事件』は若干浮かれくさりモードだった鬼道さんに大ダメージを与えたのではないでしょうか。
これで拗ねたりする鬼道さんではないと思いますがもちろん、ツンツン君へのパス出しが厳しかったりとかそんな事は全く無いと思いますが、それでも雷門での今後の鬼道さんの在り方に少し影を落とすんじゃないかと言う気がしてます。そもそもエイリア戦後も雷門に残るかと言うと残らないで帝国に戻りそうですが、しかしこの流れで帝国に戻ったらもう二度とキャプテン達とチームを組む事がないような気がしてなりません。元々ライバルで今がイレギュラーだったのが元の形に戻るって事で、99%真っ当な展開なんだけど1%は逃げが入ってるみたいな…
ま、まあ鬼道さんの事ですから私の様な凡人が心配しなくてもちゃんと天才的なオチをつけてくれるでしょうけどねッ。
ただ『ツンツン君が一番の友達事件』後もゴールを割られそうなキャプテンを(物理的な意味でも)支え続ける鬼道さんの姿にファンとしては涙を流さざるを得ませんでした。いかなる時も鬼道さんは〈試合>私情〉なんでしょうがそれでもやっぱりねえぇ。・゚・(ノД`)・゚・。繊細だしねぇ




突然話は替わりますが、6章最後の栗松離脱がかなりドン引きだったのですが。
栗松にドン引きしたわけじゃなく離脱の理由がです(まあ栗松についてもドンまではいかないけどだいぶ引いてはいます)はっきりかかれてたわけじゃないんですが


ナニワ修練所で怪しい気配(=覗き見してたグラン)に栗松だけ気付く

確認しに行く栗松

怪我を負って泣きながら皆のところに駆け込んでくる栗松、と去っていくグラン

栗松入院の為離脱


と言う流れです。グランが口封じの為に栗松をボコッたと解釈しましたが、普通に怖すぎて嫌でした。
試合中に負傷者続出とかも十二分に異常なんですが、超次元とかテニスとか慣れてくるとわりと自然に受け入れられると言うか、まあ全然気にしてなかったんですが、いざフィールド外で普通の傷害事件起こされると引きました。影山元総帥の専売特許でもあるんですが、全てはサッカーの為みたいなのがあるとなんか超次元展開っぽくてスルーできるというか…死んだり寝たきりだったりまずいことだらけなんですけどね。
今まで良い子向けの超次元だったのに超次元で説明できない展開にしたスタッフとグランに引きました。
あと可愛くないけど一応後輩が謎の怪我を負って尋常じゃない様子なのに皆があっさりスルーしてるのも不自然で嫌な感じでした。栗松の日頃の行いが良く無い所為と言われたら納得せざるを得ませんが、栗松とかどうでも良いしむしろうざいと思ってた私ですらこれはかわいそうだと思ったのに壁山以外冷たすぎでした。
まあ、お見舞いとか行かないんですけどね…。