ガンホーの精神でありますッ

もう随分経ってしまったけど、フロントミッション5をクリアしました。

旧□のシリーズ物は割とやってるのですが、フロンとミッションはこの5が初めてでした。
レビューサイトでの評判が上々で、『シリーズの入門編に良いかも』と言う事と、ロボットとか全然興味ないのですが主人公含む幼馴染三人組設定に惹かれて購入しました。

こうしてジュヴナイル目当てで入ったことが悲劇のはじまりだったわけけです。(ちなみにこういうことはよくある)

子供の頃、主人公のウォルター君とグレンとランディは仲良し三人組でした。ウォルター君が買って貰った自転車のナウさに三人の盛り上がりは最高潮でした。
しかし、平和な街に突如ヴァンツァー(小ぶりのガンダム的ロボット)が現れ紛争が勃発。
人々が逃げ惑う中、当時まだばか(子供らしい)な少年だったウォルター君が自転車をあきらめきれずもたもたしているとヴンツァーが至近距離で発砲!しかしそんなばか(やんちゃ)なウォルター君を助けるためグレンがガッツを見せてウォルター君を庇い一命を取り留めました。

その後、ウォルター君とランディはUSNの施設へ。グレンはOCUへ。仲良し三人組は敵対する国家の元へと離れ離れになってしまいました。ウォルター君は左頬、グレンは左腕におそろいの傷を残して…。

それから16年〜19年後、本編の時間で三人は敵同士として戦場で再会します。
グレンを倒して捕虜にした当時、私はまだウォルター君が
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アサルト、ランディがメカニック、そしてグレンがガンナーのジュヴナイルトライアングルドリームチームが組めることを信じて疑っていませんでした。むしろその為に買ったのでした。

ここからはすごくネタバレになりますが、
捕虜収容施設に送られたはずのグレンが再び敵軍のパイロットとして再び登場し、友軍をばたばたと撃破しウォルターのヴァンツァーも大破。ウォルターを脱出させるためランディが時間を稼いでくれるのですが、この行動が元でランディのヴァンツァーも脱出不能の致命傷を負います。相手ヴァンツァーのパイロットがグレンだと気づいていたウォルターがグレンに呼びかけますが、人が変わったかのようなグレンは耳を貸さずそのままランディを射殺してしまいます…その直後にUSN、OCU両国に休戦命令が下ったのでした。
ウォルターも言ってましたが、私も思いました「遅ぇんだよクソヤローーー!!!」

こうして私の夢は潰え、ウォルター君も公式設定の悪ガキ??かどうかは微妙なキャラから無口だけど仕事はやたらと一流なよくある主人公キャラへと変貌したのでした。はぁ…。

そしてランディの遺品を整理していたウォルターは、ランディが強襲隊に入隊希望していたことを知り、その意思を継いで強襲隊に入隊したら同施設出身のヒロイン・リンと上司と部下(自分が部下)として再会したり、テロリストの一味となったグレンを追うために、怪しげなヒゲになんか色々狙われながら対テロ部隊の一員となったりとかします。スタートからこの間約20年間の話です。

ストーリーは一応面白かったんですが、私は一番最初の陸軍時代が一番好きでした。5はスカウトシステムと言うのがあって、基地をぷらついているパイロットをスカウトして自分で自由に小隊を組むことが出来るのですが、この自由さの弊害としてシナリオに絡むメインキャラクターが少なく、スカウトしたキャラクターも固有のセリフがなかったりとそこらへんが結構さびしい作りになってます。
しかし陸軍時代はチュートリアルも兼ねて、少しずつメンバーが増えていくのですが、そのメンバーがウォルターと同期の21期生達でストライクワ・イバーンズ(強襲隊)編スタートまではそれぞれ固有のセリフを喋ってくれて、同期同士だからかかなり砕けた感じの会話でなかなか面白いのです。特にジャマーのマクラレンが加入した時のないがしろにされっぷりが良かったです。

面白で言うと、
陸軍>ストライク・ワイバーンズ>バーゲスト(対テロ部隊)でしょうか。
後半へ進むにつれ失速していったような気がします。ラスボスも、『一人の兵士の生き様を描きましたから!』言われれば納得なんですが、グレンが変わってしまった元凶であるテロリストのモーガン自体とは決着が付いていないし(他のシリーズで回収してるのかもしれないけど)
何よりもランディもグレンも出番がそんなにないまま死んでしまって、目的であったはずの三人組ジュヴナイルも全然満喫できなかった!勝手に期待しておいて悪いけどここは個人的に非常に大事なところなので、もっと力を入れて欲しかったです。三人が一緒にいるシーンはホントにちょっとしかなかった…。子供の頃三人で写った写真とか、出しすぎるとウザいけどもっと使う場面があっても良か
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ったんじゃないかとジュヴナイラーとしては思います。

でも、リンとの会話で「私は変わったか?」との質問に「変わったのはランディだけだ」と返答できるのですが、この会話が二回ありどちらも同じ返答で返したら話がきちんと繋がっていて、そこは嬉しかったです。ウォルターとランディとリンの子供の頃のエピソードもかなり好きだったので。まあ、私はメガネは要らないんですけどね。
上で言っていたレビューサイトで「ヒロインが面白かった」と言われていたのが、面白くもやや不憫でした。

陸軍編が好きと言いつつも、ストライク・ワイバーンズ編からは全員無個性になったり、S型デバイス有りのパイロット(いかすスキルを習得する)の誘惑も有りで、メンバーは全員入れ替えました。性格も使い辛かったし。
私の位置取りもまずいんでしょうが、味方同士の誤射がかなり多く(今作の売りではあるらしい)初期メンバーの殺し合いっぷりはちょっと見てられないものがありました。
しかし、完全に自分のミスですがガンナーの全弾命中スキル使用のファイアーバードV(3回攻撃)が味方機に全弾命中したときが一番ぽかーんとなりました。

1軍メンバーは

ウォルター(アサルト)目標重視型
胴体:ヴィーザフ/メイン武器:レオスタンE(GG)

ヒゲ(メカニック/S型)慎重型
エルドス/レオソシアルL(MG)

ジャスティン・デレック(ランチャー/S)味方重視型
シャイアン/ゴルディアスL(MS)

ローラ・キンメル(ガンナー/S)味方重視型
ヴァジェAF/ファイアーバードV(RF)

リネット・ウィンタース(ストライカー)味方重視型…顔が好きだった
ムンゴス/クルセイダー2EX(RD)重量は出力の半分以内

パトリック・ジン(ジャマー/S)目標重視型
フロスト/アールアッソー(MG)

でした。職種は初期のまま全職種使いました。どれも一長一短かなーという感じだったので。
たまにというか主にメカニックとジャマーがただのアサルトと化してしまっていたのが心残りですが…。特にジンはジャマーLVがなかなか上がらず、最後までS型専用スキルのアビスショットを覚えさせてあげられませんでした。悪いことしたなー。さらに終盤はヴィーザフに乗ってるウォルターのほうが出力に余裕があったので、こちらにジャマーの真似事をさせたりしてしまったし…。
しかし、ジン自体は見た目が辛気臭いのと性格がイマイチで、当初は本命が出てくるまでの繋ぎパイロットの予定だったんだけど、使ってるうちに段々愛着が湧いてきて自由枠の中では最古参になってしまった。しかし、あんまり育ってないという…。(パイロットレベルはちゃんと上がってますので!一応)

小隊は女性隊員がメインアタッカーで男性隊員がサポートと言う感じになってました。ストライカーとガンナーがわりと強めの武器で三回攻撃だったので。しかし、この三回攻撃武器の当たらなさといったらありませんでした。
ただでさえ後半は敵の回避率が高すぎてプレーヤーの不況を買っているらしいところに、命中率が極めて低い武器を使ってたので、三回攻撃して一度も当たらないなんてことが結構ありました。全部当たれば一人でメカニックやランチャー辺りなら片付けてしまえるんですけどね。ガンナーはズームで一応なんとかなってましたが、ストライカーは相手がフットワークを使ったり(あれはお互いに結構発生しやす
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?)した日にはせつなさみだれうちでした。

あとはメカニックのバンクロフトが固有セリフ有りで可愛くてお気に入りだったのですが、メカニックは常に強制で入ってたので全然使う機会がありませんでした。メカニック二人とか全然有りなんでしょうけど、代わりに火力が落ちるのがちょっと気になってしまいました。

ウシ君から「文字数制限(=なげ−よ)」と言われたので今回はこの辺で。
総合するとジュヴナイル分は全然足りなかったけどけっこう面白かったと言うことでした。
バーゲスト時の捜査中だったかな?あのイベントは見た目だけはけっこうジュヴナイルだったけど…